ついに来た!AC05
ついに来た!
エースコンバットシリーズ最新作、ACE COMBAT #5 THE UNSUNG WARがNAMCOページでもその内容が明らかにされた。物語の部隊はこれまでAC02〜AC04の物語の部隊であったユージアを離れ、大海を隔てて相対するオーシア連邦とユークトバニア連邦共和国という二大超大国に移り、プレイヤーはこのうちオーシア連邦の第108戦術戦闘航空団の一員であるルーキーパイロットを操り戦いに挑むことになる。
NAMCOページによれば、今回の目玉は前作でも好評であった通信機能をさらに強化し、僚機とのリアルタイムの交信を実現したほか、編隊を組んでの戦闘が可能となった点のようで、これまでの一対一、或いは一対多数という戦いから編隊vs編隊という戦闘方式をプレイヤーは体験することになるようだ。ということは、だ。前作の黄色中隊との決戦のように五対五での戦いのような場面もあるということなのだろう。これは盛り上がる。AC04における通信機能でも、敵機を撃ち落したときの交信や味方との交信が入り乱れる状況は臨場感を高めるだけでなく、物語を引き立てる効果にもなっていた。だが、実際に自分から味方へという交信は技術的にも出来なかったわけだ。擬似通信機能を備えたゲームであれば、例えば機動戦士ガンダム戦記におけるフォーメーション指示や味方のピンチ時の会話、或いは間違って味方を攻撃してしまったときの会話などはなかなか良く出来た例として挙げられる。AC05においてどのような形態で通信機能が用意されるのか、楽しみである。
航空機も一部画像が紹介されているが、前作AC04でもかなりのグラフィックであったものがさらに進化を遂げているようだ。また前述の通り編隊vs編隊という戦闘形式になることで、リプレイ映像の迫力もまた増すことになるのだろう。一方、ストーリーやキャラクター設定に関しては、前作AC04とはことなり、AC03の時のように具体的な登場人物が登場して物語が展開されるようだ(AC04では登場人物たちの名前は全く出てこなかったのとは対照的だ)。プレイヤーは第108戦術戦闘航空団の一員として、バートレット大尉率いる部隊の新米として編入され、「ブービー」という甚だ不名誉な呼び名で当分呼ばれるようだ(本来のコールサインは「ブレイズ」(炎?))。どんな物語が展開されるのか、まだ詳しくは明らかにされていないが、当分は鬼隊長にしごかれる新人気分を散々味わうことになるのだろう。その辺り、作品は少し異なるがVF-X2を思い出す。
実際の発売は2004年度中ということだけで時期はまだ未定であるが、AC04のときと同様の方式で、AC05についても攻略をしていこうと思う。新たな空の英雄の物語の誕生まで、あと僅か。発売日を楽しみに待つとしよう。